M3 Male

University of Hawaii

 

ハワイ大学での病院実習

 

 2013年度T期Elective Clerkshipにて、国際交流室の推薦でHawaii大学のExtern Programに参加して来ました。本プログラムを用いた東京大学医学部からの病院実習参加者は、僕で2人目とのことで、歴史は非常に浅いようです。 このプログラムは、東大医学部とハワイ大学医学部の学生交流を目的とした学部間提携の上に成り立っているそうです。ハワイ大学医学部には付属病院がないため、ハワイ大学を介して、Kuakini Health Systemというところで実習する形になります。東大以外に、佐賀大学や高知大学、女子医など16校が提携しているそうです。 

【実習内容】

 Family Medicine 1週間、Internal Medicine 3週間の計4週間でした。内容は昨年度とほとんど変わっていません。昨年度の感想文を参照して頂けたらと思います。

Kuakini Hospitalについて】

 医師、患者共に日本人が一定数います。病床数250程度の病院で、市街地まではバスで30分程度の距離にあります。思ったよりも田舎っぽいところにありました。僕が実習した時は、紙カルテだったのですが、2014年秋に電子カルテを導入予定とのことです。

【住環境に関して】

 病院に併設されているコンドミニアムに滞在することになると思います。滞在費は、1名の場合$1,400、相部屋の場合1人$800です。洗濯機、キッチンなどはあります。部屋に日本から実習に行った先輩たちが書き溜めたノートがあるのですが、実習内容なども含めてとても有意義なことがたくさん書いてありました。ぜひ読んでみて下さい!

【実習受け入れに際して】

 Dr.LittleとのSkype面接が行われます。国際交流室からは、TOEFLの点数が必要との説明を受けていたのですが、現地で確認したところ、Skype面接を導入してからはTOEFLのスコアは求められていないとのことでした。良い点数がとれていれば受け入れの可能性が上がることは間違いありませんが、もし点数が悪くても十分挽回可能です!僕はSkype面接を9月に行いました。30分雑談をしただけでしたので、気楽に臨んで下さい!

VISA

 2013年度より、実習参加者はB-1VISAを取得することが望ましいとされているそうです。ですが、ESTAでも問題ありませんでした。

【最後に】

 アメリカでの病院実習は僕にとって非常に貴重な体験になりました。アドバイスを頂いたり、相談にのって下さったりした先生方、先輩方に、この場を借りて御礼申し上げます。誠に有り難うございました。この機会を今後に活かすべく、邁進して参ります。